2025年01月23日
2025年のアメリカから、「ザ・ホワイトハウス」を思い出すエントリー
・火星探査船が行方不明になるが...
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533055.html
・ヒーローは、”We"
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533464.html
This is a time for American heroes.
We will do what is hard.
We will achieve what is great.
This is a time for American heroes and we reach for the stars.
今こそアメリカはヒーローを求めている。
困難に挑戦し、偉業を成し遂げるヒーローを。
私たちはアメリカのヒーローを求めて星に手を伸ばす。
( 星 the stars も複数形 )
2022年12月29日
ネイティブ感覚で観る「ザ・ホワイトハウス」
かつて、とある英語学習サイトに、
『ネイティブ感覚で観る「ザ・ホワイトハウス」』(西森マリー)
という連載(2011年頃まで?)があり、
ザ・ホワイトハウスの台詞(言語)、
その背景、現実の元ネタなどを紹介しているコラムでした。
当時は、ほとんど読んでいなかったのですが、(失礼・謝)
今になって、
100本近くもあるらしいこの連載を読んでみたいと強く思うのですが、
もう、当該サイトは存在しないようで、
とき既に遅しと後悔しております。
2022年12月10日
ザ・ホワイトハウスの吹替版の面白さ
Amazonプライムなどで、
観たいときに観たいエピソードを気軽に観ることを愉しんでいますが、
いくつかの名シーンでは、
吹替版の素晴らしさを懐かしむこともあります。
・エインズリー・ヘイズとライオネル・トリビーのやりとり
S2-4 ブロンドのライバル IN THIS WHITE HOUSE
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533050.html
・バートレット大統領のスピーチ
S4-2 アメリカの挑戦(後編) 20 HOURS IN AMERICA
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533464.html
など。
今や、嘘みたいにお安くDVDをおもとめいただけますので、
機会があれば、吹替え版もお楽しみください・笑。
・アーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)脚本の会話の面白さ
また、
字幕より吹替のほうが面白く感じる場合、
声優さんの素晴らしい演技はもちろんですが、
ソーキンの脚本の台詞の面白さを
特にユーモア方面のシーンで、
字幕で表現するのが困難だということかもしれません。
2022年08月12日
要人狙撃
20220812
要人が狙撃されるなど、今の日本では起こらないと思っていましたが。
ザ・ホワイトハウスでは、
大統領が狙撃されたとき、
その前に、
広報部長と警備責任者とのあいだでやりとりがあったことが描かれます。
そして、その真実と是非は、歴史に残らない。
現実でもそのような出来事がいろいろあるのだろうとも思います。

West Wing Transcripts / The West Wing Script Book / The West Wing Seasons 3 & 4 The Shooting Scripts
配信は、すべて字幕なので、ときどき
West Wing Transcriptsというサイトを参考にさせていただいています。(20220812)
http://www.westwingtranscripts.com/search.php
【スクリプト本】
収録されているのは、シーズン1とシーズン2のうち、
S1-1 大統領と側近たち PILOT
S1-3 報復攻撃 A PROPORTIONAL RESPONSE
S2-1 正義は死なない IN THE SHADOW OF TWO GUNMEN
S2-18 17人目の男 17 PEOPLE
S2-22 決断の時 TWO CATHEDRALS
![]() | The West Wing Script Book: Script Book (Newmarket Shooting Script) Aaron Sorkin Newmarket Pr 2002-06 by G-Tools |
(初稿20070401)
シーズン3,4
恐らく非常に単時間で書かれたはずの
イサクとイシュマエルが収録されている。
なんらかの思い入れがあるのでしょう。
他には、
苦い過ちや
s3−21
s4−1,2
s4−11
s4−22
s4−23
が収録されています。
![]() | The West Wing Seasons 3 & 4: The Shooting Scripts: Eight Teleplays by Aaron Sorkin (Newmarket Shooting Script) Aaron Sorkin Newmarket Pr 2004-02 |
(初稿20070409)
ーーーーーーーーーーー
20131103
こちらのページを拝見することもあります。
http://script.ldblog.jp/archives/cat_10047483.html
2022年06月26日
ザ・ホワイトハウス5 第105話 最高裁長官 The Supremes (2004年)
右か左か、というような二者択一でなく、
穏健派というような中途半端な妥協でなく、
他の何か、もっとまっとうで、重要なこと。
「反対意見は誰が書くんですか」
「ひとりのマイナーな意見は
その時報われなくても
20年後に勉強熱心な書記官が見つけ出すかもしれません。
ブレナン判事が検閲を非難し、
ハーラン判事が差別を指摘したときのように。」
「判例は残る。たとえ2人でも、判決が覆らなくても。おかしいと声を上げた人の声は決して消えない。その声が、いつか誰かの力になる日がきっと来る」――「私は!今私の話をしてるんです!」と寅子に遮られたあの日の穂高先生も、こういうことが言いたかったんじゃなかろうか……水滴石穿……#虎に翼 pic.twitter.com/ZBShrgEMol
— もぐ (@mog_yoi) July 3, 2024
右派と左派が拮抗して激論を続けても、
決着をつけるのは、結局は、
何事にもなるべく意見は持たず、
そのときそのときに判断する、
穏健派なのかもしれない。
しかし、
そのときマイナーな意見も、
未来永劫そのままとは限らないことを
歴史が示している。
しかし、
本回で話題になるのは、
中絶、同性結婚、銃規制、マイノリティ優遇措置、
2022年になっても、
大きく変わったところがあるのか、どうか。
「なんだか、最高裁は中絶問題だけを扱う機関みたいになってるけど、そうじゃないだろ?」
秘書のデビーの部屋で、
トビーとジョシュが大声で議論するところ、
黒人奴隷も話題になるが、
もとから部屋にたまたま黒人男性が居たことに、
ふたりは気づかない。
そういうところが、
白人民主党員が「傲慢」と言われるところ。
ところが、
トビーもジョシュも白人のなかではユダヤ系だし、
アシュランド長官だって、
高潔さとは遠い、
トビーすら辟易するほどの
アクの強い人物。
登場人物はそれぞれ、
女性を長官に任命する名誉で大統領を説得しようとするジョシュ。
マルレディを「悪魔」と呼ぶドナ。
子供の母が2週間外遊すると知っていても、
自分が子供の面倒を見ることに思いがいかないトビー。
などなど
外面も内面も、綺麗な分かりやすい人間などおらず、
人間を分断していっても果てしがない。
歴史書には、
アメリカ史上初の女性最高裁長官を指名したのは、
バートレット大統領だと記録されるわけですが、
本当の立役者、ジョシュやトビーの
歴史の記録には残らない働きを描いた
本エピソードが
このドラマの神髄であり、
とても好きです。
( そもそもは、ドナの実家の猫なんだけど、
こっちは、ジョシュにより、
歴史の闇に葬られた・笑 )
ゲスト: グレン・クロース「ダメージ」、
リリー・トムリン、
ウィリアム・フィクトナー「プリズン・ブレイク」、
キャサリン・”バード”・ヨーク「The OC」
脚本: デボラ・カーン
監督: ジェシカ・ユー
アメリカ合衆国憲法修正第14条
ドラマでは、
大統領は、保守派の判事が死亡した際、
保守派とリベラル派の構成比が変わらない方法を
最終的に選択した。
その際、
リベラル派のレジェンド判事が自ら引退することにより、
(中絶経験のある)女性最高裁長官が誕生する。
現実では、
トランプ大統領は任期中に3人の保守派裁判官を指名した。
2017年 ニール・ゴーサッチ判事
2018年 ブレット・カバノー判事
20200918 キンズバーグ判事逝去
20200926 トランプ大統領がエイミー・コニー・バレット判事を後任に指名(20201027就任)
20201103 大統領選挙バイデン氏勝利
20220624 米連邦最高裁は
人工妊娠中絶を憲法で保障された権利として初めて認めた1973年の判決を
覆す判断を示した。
20220625のNHKの7時のニュースで、
最高裁判事が並んだ映像で、
トランプ大統領が3人の保守派判事を指名したことを報道していたが、
2022年4月にバイデン大統領も
(黒人女性を指名すると公約したうえで?)
ケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事(20220630就任・黒人女性初の最高裁判事)を指名している。
どちらの立場であれ、
本エピソードを一度観てほしいという気持ちがあります。
https://amzn.to/3OiNAQK
20200922追記
ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事は、引退して若いリベラル派に引き継ぐ行動をすべきだった、という意見を目にしました。
そういうことが可能だったかどうかわかりませんが、
このドラマでのアシュランド長官を思い出します。
米最高裁のリベラル派、ギンズバーグ判事の死去。すでに保守派5:リベラル派4の構成だったなか、最近は保守派のロバーツ氏がバランス感覚を働かせて過度に保守に振れるのを抑えてきた面がありました。後任に保守派が起用され6:3になれば米最高裁が保守に大きく傾くのは必至です https://t.co/xiAZexyztf
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) September 19, 2020
20200927
RBGの反対意見がいつか振り返られるときがあるのかもしれません。
BBCニュース- 米最高裁のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事死去 そのキャリアを振り返る https://t.co/VsgyC6V7px pic.twitter.com/m9WBErkVRY
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) September 19, 2020
BBCニュース- トランプ氏、後任の最高裁判事に48歳女性指名へ 人口中絶反対の保守派 https://t.co/zmZAM3awIr
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) September 26, 2020
ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)判事の代わりにトランプが指名したエイミー・コーニー・バレット判事、(性別以外)RBGとほぼ真逆でゴリゴリの保守。人工妊娠中絶や銃規制や医療保険に反対、所属する保守宗教団体はガチめな異性愛至上主義。アメリカ、どうなるんだろ…。https://t.co/hme4optV44
— ぬまがさワタリ@『ゆかいないきもの超図鑑』3/8発売 (@numagasa) September 27, 2020
【規制強化か】「中絶の権利認めない」米連邦最高裁が判断、1973年の判決覆すhttps://t.co/56WPSxN2ej
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 24, 2022
妊娠15週以降の中絶を禁じたミシシッピ州の州法をめぐり中絶クリニックが「憲法に反する」と訴えていた。今回の判決で、約半数の州で中絶禁止や条件を厳格化する措置が取られる見通しだという。 pic.twitter.com/LTvWFVfcZ3
20220704 放送 映像の世紀バタフライエフェクト RGB 最強の女性判事 女性たち 百年のリレー
・エミリー・デイヴィソン
・アメリア・イアハート
・ルース・ベイダー・ギンズバーグ
・ヒラリー・クリントン
・エイミー・コニー・バレット
2021年06月13日
ドラマERと新型コロナ 20200411 20210609
20200411記
少し不謹慎な話かもしれませんが、ご容赦。
今、シカゴのカウンティ総合病院のERでは、
何が起こっているのでしょう。
ERの物語が終わったのが、2009年。
それから10年経って、
モリスはER部長だったりして(まさか・笑)、
レイチェルは立派な医者になっているのだろう。
カーターとベントンが連携・協力して、
コロナウィルスと闘っているかもしれない。
ふと、久しぶりに、ERの世界に想いを馳せました。
アメリカでは社会的弱者の黒人にコロナウイルスの犠牲者が多く、例えばシカゴでは、黒人は人口の3割なのに犠牲者の7割を占める。これは黒人はサービス業が多い、車を持たない、集合住宅に住む等、不特定多数との接触が多い。また糖尿病等基礎疾患が多い等の理由による。 https://t.co/MP8QTusSc1
— 北澤 肯 (@alternabikes) April 8, 2020
As COVID19 surges across the US, it’s hard to describe the situation inside hospitals for healthcare providers & patients.
— Craig Spencer MD MPH (@Craig_A_Spencer) November 29, 2020
We made this video depicting 1 day in the ER to show the painful reality & to remind us why we must remain vigilant. Please watch.pic.twitter.com/JzxcHJKFuP
20210613記
1年を経て、アメリカでは状況が変わってきたようです。
The ER was super busy today!
BUT I didn’t see a single Covid patient. Not one.
The ER was super busy today! Started the day pulling a huge insect out of someone’s ear. Ended it taking care of someone who was in an accident and thrown off their motorcycle.
— Craig Spencer MD MPH (@Craig_A_Spencer) June 8, 2021
BUT I didn’t see a single Covid patient. Not one.
This is how it’s supposed to be.
2021年05月12日
ジョシュのモデル
駐日米大使にオバマ元大統領の首席補佐官を務めたエマニュエル氏指名へ。2年近く空席が続いており、バイデン政権は対中国を含むアジア政策を進めるうえでカギとなる同盟国・日本の大使人事を急いでいました。https://t.co/bdcs0piHbj
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) May 11, 2021
「大統領を含む民主党の政権中枢とのパイプを重視し」タカ派を日本に置くということか。
2008年11月8日の日経新聞にて、
オバマ次期大統領が主席補佐官に任命した、
ラーム・エマニュエル下院議員(48)を紹介しています。
・米国の政治権力の裏側に通じた人物
・政治姿勢はタカ派。
・毒舌で攻撃的
・政策顧問を務めたクリントン政権時代には、
ホワイトハウスでランボーとのニックネーム
・2006年中間選挙では選挙対策委員長として、
民主党の過半数奪還に尽力
・下院民主党で序列四位の地位
・資金集めの能力に定評があり、
今回の大統領選でも自らの人脈を駆使して
資金集めに奔走
・イスラエルからの移民を父に持つユダヤ系米国人
そして、
・米国の人気テレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」の
次席補佐官役のモデルとされる(!)
とのこと。つまりジョシュですね。
加えて、
・夫人の名前が「エイミー」(笑)
だそうです。
( この記事1.2.も参考にしました。 )
2021年02月27日
ザ・ホワイトハウス2 S2-22 #44 決断の時 TWO CATHEDRALS
ランディンハムさんと大統領の対話のシーン、
現実と想像の狭間、
人生の決断における不思議な瞬間、
を表現した、
類まれなシーンだと思います。
葬儀のとき、大統領は、
今までにない生気のない状態でしたが、
それが、
記者会見で変わる。
両手をポケットに突っ込み、
微かに微笑む彼の横顔の向こうに、
嵐の中、はためく星条旗。
米放送 2001/05/16
日本放送 2004/03/20
大統領の記者会見で流れる音楽は、
Dire StraitsのBrothers In Arms

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https://www.imdb.com/title/tt0745721/
https://www.google.co.jp/search?q=TWO+CATHEDRALS&rlz=1C1EJFA_enJP727JP727&oq=TWO+CATHEDRALS&aqs=chrome..69i57j0l5.3992j0j7&sourceid=chrome&ie=UTF-8#q=TWO+CATHEDRALS&tbm=vid
20210227追記
S1-14・安息日(TAKE THIS SABBATH DAY)の
溺れた男の話のことを考えると、
神に向かい不躾に怒りをぶつけたジェドであったが、
神はランディンハムさんを彼のもとへ遣わしたのだと思いました。
2021年02月11日
ザ・ホワイトハウス5 第96話 機能停止 Shutdown ( 米国連邦政府の一時閉鎖 (Government Shutdown) / 議会への行進 )
「みんな、あなたが何をしたいのか、わからないのよ。
自分でも分かってないんじゃないの」
https://amzn.to/3a8nGxu
Then Shut It Down.
President Bartlet walks to the hill.
この回の感想はこちらをご覧ください。
「ザ・ホワイトハウス5 第5シーズン全体の感想 (第96話 機能停止/Shutdownの感想)」
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533357.html
20081001記
最後の決着が直接描写されなかったので、
もの足りなさもありますが、
ジェドのパフォーマンス、ジョシュの機転、アビーのサポートで、
それまでの劣勢を盛り返すところは、
気持ちのいい展開でした。
脚本: マーク・ゴフマン
監督: クリストファー・ミシアーノ
(日本放送 20080928)
ーーーーーーーーーーーー
20131002記
米国連邦政府の一時閉鎖 (Government Shutdown)が発生したようです。
前回の政府閉鎖は17年前、クリントン政権下で21日間続いたとのこと。
連邦政府職員のうち対象となる80万人に対して一時的にせよ給与が払われなくなり、
国立公園なども閉鎖される。
連邦警察、消防、軍、航空管制などは閉鎖の対象外とのこと。
20210211記
20210106に、トランプ大統領は、演説で、
We're gonna walkdown ,I will be there with you. We're gonna walkdown to the Capital.
語り、
群衆が、
Let’s take the Capital!
Take the Buiding!
Fight for Trump!
など、叫びながら、議会に乱入しました。
私は、
バートレット大統領が、車を降り、下院議長の部屋へ向かい行進するシーンと
何が同じで何が違うのか、考えさせられました。
トビー「国民はどちらの党にも失望している
ジョシュ「何をお望みなんですか
バートレット「政治を行いたい
ジョシュ「直接議会へ行きましょう
ジョシュ「どちらかが立ち上がるのを国民は待ってる
バートレットもトランプも政治とはリーダーシップとは何か分かっている?
政治とパフォーマンスは何が違う?
ただふたりはやりかたが少し違う、のか。