2007年01月04日

ザ・ホワイトハウス2 S2-4 ブロンドのライバル IN THIS WHITE HOUSE


 
黒人の大統領、通訳と並んだ記者会見で、
「正確に書けよ、バートレットは右から3人目」というのは、
問題ジョークだと思うのですが。

( 多少ふざけたところから、
  シリアスに向かっていくための
  作劇だと思いますが )


エイズで死にかけている母国を救うために
単身アメリカに乗り込んだ大統領が
クーデターで処刑されるという虚しさ。

( 武力援助はできないとジェドが言ってましたが、
  どういうことでしょう。)
  
  
米放送  2000/10/25
日本放送 2003/11/01
記事作成 2006/03/28
  
  
(20100510追記)

このエピソードを観るまで、
ボーローグの奇跡の小麦のことを知りませんでした。
ノーマン・ボーローグ(Norman Ernest Borlaug))
一度知ると目に入って来るもので、
次に、
小麦農林十号を知り、稲塚権次郎を知り、
その人を語る記事を読みました。
世界の食糧危機を救った「小麦農林十号」 稲塚権次郎

「個人の功に就いては、大量無関心なれ」と語った人の、
多くの人の目に触れたわけでない人生と、
それにそぐわない大成果を知るにつけ、

この物語における、

奇跡を信じ、アメリカに単身乗り込んできた、
ニンバラ大統領の強い思いや、

なんとかしてやりたいと考える、トビーやジョシュの思い、

(トビー「偉大な戦士、指揮官として28年間国の先頭に立ち、
     国のために戦ってきたのだ。
     だが地理的に恵まれず作物を育てようにも土壌が悪い。
     そのため忙しいながらもノーマン・ボーローグを勉強している。
     代理を立てようにも代わりになる人はいないから自分で来たのだろう。」)

そして、彼らの義務感、正義感、愛国心に触れて、


( エインズリーは、本シリーズのなかで、
  ただひとり、  
  大統領執務室でのやりとりを立ち聞きした人ですね。 )

  
主義主張の差を超えて、ウェストウィングで働くことにした、
エインズリーの決意など、

このエピソードの語りたいことを、
より深く、味わえているように、
思うようになりました。


( エインズリーは、
  このドラマシリーズで語りたいテーマに、
  党派に関わらず、
  印象深く関わっているが故に、
  人気のあるキャラクターなのでしょう。 )





20221210追記

アフリカの国々でのHIV感染対策は、
本エピソード米国放送から20年経過して、
どのようなものとなっているのでしょうか。

コロナを経験して、
昔よりは、自分事として、
気になる自分がいました。





20221210追記

Youtubeで、エインズリーとトリビーのやりとりをちょっと観たので、
Amazonプライムで s2-4とs2-5を観返しました。

・吹替の面白さ

字幕よりも吹替のほうが、
エインズリー・ヘイズ (Ainsley Hayes・小林さやか)

ライオネル・トリビー (Lionel Tribbey・石田太郎)
のやりとりが、
より魅力的に楽しめます。
配信で吹替も観ることができるとよいのですが。

今や、嘘みたいにお安くDVDを買うことができます。



・アーロン・ソーキン(Aaron Sorkin)脚本の会話の面白さ

他のエピソードでも、
吹替版で観てほしいと思うシーンがいっぱいあるのですが、
字幕より吹替のほうが面白く感じるのは、
ソーキンの脚本の台詞の面白さを
特にユーモア方面のシーンで、
字幕で表現するのが困難だということかもしれません。

( 英語の台詞をそのまま楽しめる実力があれば
  より楽しめるのでしょうけれども )


posted by inattwestwingtww at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ・ザ・ホワイトハウス2 The WestWing2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック