2007年02月06日

ザ・ホワイトハウス3 S3-9 苦い過ち Bartlet for America

 
第4シーズンでのクマー関係のときもそうですが、
ジェドとレオは、窮地の時に、
とりつかれたように、ふざけた発言を連発する傾向がありますね。

一見、クリスマスに不似合いな聴聞会の話ですが、
聴聞会でどんなに攻撃されても平気な、
百戦錬磨のレオが顔を崩して泣いてしまう、
自らの苦い過ちとジェドの友情。
「苦い過ち」が友情により癒される、
だからこそ、クリスマスエピソードらしいのかもしれません。

・エピソードタイトル

海外ドラマではよくあることで、
原題と日本語題が全然異なることがあります。
今回はその違いで思うところがありました。

大統領を攻撃するための聴聞会と駆け引きされる隠された事情、
そういうような発端の段階では、
「苦い過ち」とは、意味がわからないながらも雰囲気があります。
一方、ドラマの全貌がわからない段階では、
「バートレットを大統領に」って単にスローガンですから、
聴聞会とは関係なさそうで、なんのことやらわかりません。
しかし、
物語を全て見終わると、
ナプキンに書かれた「Bartlet for America」は、
まさしく物語のキーワード(*)であることが判明し、
「苦い過ち」は、
レオが過去の行為の後悔だけで涙しているわけではないので、
物語にぴったりな題名とはいいきれない。

今回のエピソードタイトルは、
日本語題名は、タイトルが示される段階での印象を重視し、
原題は、物語全体での整合性を重視しているという、
違いがあると思いました。

・ライティングについて

今更ですが、ザ・ホワイトハウスはライティングが素晴らしいですね。
間接照明が多いウェストウィングの室内で陰影濃く人物を照らしています。
また、人物の後ろや場面の奥の方で、
窓から柔らかく外光が射していることがあります。
これらが普通のドラマとはひと味違う雰囲気を表現しています。
今回もレオの聴聞会の一日を描いて、
レオの控え室や聴聞会での夕陽が差し込むなかでのシーンなど、
よく考えると、
全部、セットでの人工的なライティングで作っているのですから、
すごいですね。
  
  
米放送  2001/12/12
日本放送 2004/11/30
記事作成 2005/10/11

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20171103追記

(*)「Bartlet for America」と書かれたナプキンは、
シリーズ全体での重要アイテムでしたね。
  
  
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感想その2 DVD音声解説 記事作成 20060804

DVDで、音声解説を聞きながら見ました。

ジョンスペンサー(レオ)が出ています。

スペンサーが
「女性に一蹴される私を見るのは面白いだろう?」
と言って、ソーキンがものすごく苦笑しているようでした。
敬意を抱く先輩にからかわれたときのように。

最後のシーンでは、
スペンサー、ソーキン、シュラム全員が感極まっていたような、
沈黙が流れました。

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観れば観るほど重厚な雰囲気を持つエピソードだと思います。
例えば、レオに控えめに付き従うマーガレットすら絵になっている。
  


posted by inattwestwingtww at 21:52| Comment(0) | ・ザ・ホワイトハウス3 The WestWing3 | 更新情報をチェックする
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