2011年03月21日

20110310 ER15-22 #331 そして最後に And in the End…


 
ERとは、こういうドラマだったなあ、と再確認できる、最終回でした。

第1シーズン第1回「甘い誘い」と
第15シーズン最終回「そして最後に」には、
たくさんのブックエンドBookendがあるのですが、

モリスがERの中心ドクターになっているというのも、
ER11-22 #245 自分への手紙 THE SHOW MUST GO ON
( http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533379.html )
で、カーターが、かつて自分がマークから言われた、
君がリードしろ(君が中心になれ)You set the tone.
という言葉をモリスに言ったことを
作り手たちが本気で反映させたということなのかしらん。

コミックリリーフとして設定したような登場人物を
何シーズンもかけて、
初回の主人公の後継者として育てた、
という素晴らしい作り手の意図。

マークもカーターもモリスも、
聖人じゃなく、弱いところがいっぱいある人間でありながらも、
職業人として、自らの役割を精一杯果たす、
ERとはそういう人たちを主人公にした物語ということなのでしょう。


( ER緊急救命室で私の好きなエピソードはこちら

    http://inatt.tokyo/article/463133370.html )


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・スカイダイビングを語る患者にマークを思い出しました。
・マークとエリザベスの子供、エラが登場しないのは、少し残念。
 http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533232.html

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20160911

・この最終回のBS2放送日は、2011年3月10日だったらしい。

「らしい」というのは、
長年に渡り観てきたERの最終話放送は、
(だいぶ熱は落ちていたにしても)
事前に放送されたレトロスペクティブretrospectiveも見ましたし、

私にとってもそれなりに重要なことだったはずなのですが、

おそらくその翌日以降の出来事の記憶が強烈なためか、

この回をどのように観たのか、
記憶が定かでなくなっていることが
書き残しておきたい大事な思い出になっています。


・第1回で、マークは、モーゲンスターンから
「チームリーダーは君だ」と言われましたが、
その言葉は、カーターを経て、モリスに受け継がれたのだと思います。

・第1回と最終回で、
 人間の病と死、それに対峙する医者や看護師、
 登場人物が変わっても、その描かれ方に変化はなく、
 シカゴのカウンティのERで、
 終わりない物語が続いている、
 ということが、
 きちんと描かれたドラマであり、最終回であったと思います。

・ERをまだ観ていない人に、
 私が感じていることに共感してもらうには、
 15シーズン分のドラマを観る必要があるとは、
 気が遠くなる話ですね・笑


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posted by inattwestwingtww at 06:57| Comment(0) | ・ER14・ER15 | 更新情報をチェックする
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