アメリカの政治の構図や米大統領選挙の仕組みについて、
ザ・ホワイトハウス(The WestWing)で学びました。
(かわぐちかいじの「イーグル」も付記しておきます)
■2020年の選挙で感じたことの覚書(20201216記)
・不正投票を理由に敵対候補を攻撃するのは、
自らが長い間に構築した、
選挙という民主主義に関わる重要な仕組みについて、
じわじわと不信感を積もらせることになり、
長い目でみると、
大事な仕組みを自ら腐らせていく行為なのではないかと
思いました。
ザ・ホワイトハウス7-17 第149話 決戦の日(後編) Election Day (Part 2)で、
ジョシュは、選挙結果を訴訟に持ち込むことの是非について、
選挙参謀として、激戦州に弁護士を待機させる差配もしつつ、
「訴訟を起こしたら、
アンパイアに文句を言うタイプだと思われますよ。
もう、誰もあなたには入れない。」
とサントスに本音の助言をしました。
・アメリカ大統領選挙という民意を獲得する手管の見本市
米大統領選は、人の心を動かす最新技術の展示会/試用の場。
— inatt (@inatt) November 1, 2020
歴史上の人物が「あのときのことはこうこうこうで、間違っていたわけではない」などと語りだす日も近い。 https://t.co/NaJb51hrKo
AIでよみがえる高校銃乱射事件の被害者 米大統領選の投票呼び掛け
https://www.afpbb.com/articles/-/3312653
・1964年以降はオハイオ州で勝利した者が大統領になるというジンクスの終わり
オハイオの結果だけでなく、他にもこれまでの傾向とは異なる流れ
バイデンは、予備選挙で、
アイオワ4位、ニューハンプシャー5位の立ち上がり、
高齢懸念、ウクライナ疑惑があるも、
スーパーチューズデーでの巻き返し、
コロナ禍によるサンダースが早期撤退により民主党候補となった。
・20210106のテレビ東京モーニングサテライト
ユーラシア・グループ(地政学的リスク分析を専門とするコンサルティング会社)
イアン・ブレマー氏の発言
46* 注釈付きの第46代大統領
バイデン氏は大統領選でもちろん不正を働いていない
しかし国のほぼ半分はバイデン氏が不正を働いたと信じている
アメリカの大統領である人物が選挙が盗まれたと主張した
共和党の多くの上院議員も選挙が盗まれたと主張しているのだ
これはアメリカの歴史上前例のないことだ
・20210106 日経 豊島逸夫の金のつぶやき
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGD06AJN0W1A100C2000000
今回のジョージア州上院選挙に当たって実施されたCNNの現地世論調査結果が示唆的だ。大統領選挙が「不公正」と見る人が41%もいた。「公正」との答えは56%だ。トランプ現大統領は、次期大統領選挙での「リベンジ」を視野に、「院政」のごとき影響力を保ち、熱狂的支持者をあおり続けることになろう。
マーケットの視点では、実体経済との乖離(かいり)を指摘される株式市場より、ドル安傾向を強める外為市場のほうが、米国の混乱を映しているように思える。
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