2011年12月31日
ザ・ホワイトハウス7-22 第154話 就任式 Tomorrow
アビーはジェドに、
「やりとげたわね ( You made it. ) 」と声をかけました。
7シーズンに渡った物語の最終回に、
シリーズ全体を見渡すと、
アビーこそ大変な目に合っていて、
治療法のない病を持つ夫を
世界一厳しい職務、アメリカ大統領に送り出したが故に、
夫が銃撃を受けるだの、
娘が誘拐されるだの、
自分の医師ライセンスを停止するだの、
散々な目にあっています。
アビーこそ、
過酷な運命をくぐりぬけ、「やりとげた」わけで、
私は、アビーに対して、
7シーズンもの長い物語故の深い感慨を持ちました。
( アビーの賢妻ぶり
第71話 幸運のネクタイ
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533110.html
第96話 機能停止
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533357.html )
ーーーーーーーーーーー
この物語は、
大統領を裏で支え国のために働く裏方のスタッフたちを
Herosとして描いたものであり、
その主人公は、レオとCJだったと思います。
また、
エピソードとしては、
アメリカ史上初の女性最高裁長官を誕生させた、
ジョシュとトビーの活躍を描いた、
シーズン5、第105話 最高裁長官 The Supremes
http://inattwestwingtww.seesaa.net/article/400533321.html
が、この物語の代表エピソードだと思います。
2011年05月28日
ザ・ホワイトハウス7-12 第144話 メルトダウンの危機 Duck and Cover その2
5/26の週刊文春(宮崎哲弥のDVD教養主義)で、
「ザ・ホワイトハウス(セブンス・シーズン)」が、
「このドラマは全編を通じ、アメリカ政治を学ぶ上でとても参考になるが、
そんなことにさして興味のない人も、
バートレット政権の原発事故対応だけは是非視てほしい。
私達の「失敗の本質」がはっきりとわかる。」
と、紹介されていました。
私もそう思います。
2011年05月15日
20091203 ザ・ホワイトハウス7-20 第152話 党派を超えた人選 The Last Hurrah
前半に、少し寂しいヴィニックの姿が描かれましたが、
それでも、
突拍子もないサントスのオファーに対して、
適切にアドバイスする側近がいる、という事実に、
彼のこれまでの生き様の正しさを感じました。
(シーラは、
The country need you.
と説得しています。)
( 以前、国連大使にしようとした、
お釈迦様(ジェド)の思ったとおり、
という話もありますけど。 )
ゲスト: メアリー・ルイーズ・パーカー、リリー・トムリン、
ジャニーン・ギャラファロ
脚本 : ローレンス・オドネル Jr.
監督 : ティム・マシスン
ーーーーーーーーーーーー
last hurrah
(特に引退前の)最後の演奏または活動
(a final performance or effort (especially before retirement))
2011年01月30日
ザ・ホワイトハウス7 DVD発売
もう、出ないものと半分あきらめていました。
何はともあれ、めでたいことです。
ーーーーーーー
20110514追記
届きました。
コメンタリートラックがなかったので、
少し残念でしたが、
第12話 メルトダウンの危機 / Duck and Cover
とか、
たくさんの人に観てもらいたいものです。
ザ・ホワイトハウス 〈セブンス・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]

関連商品
ザ・ホワイトハウス 〈シックス・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]
ER緊急救命室XV 〈ファイナル〉コレクターズ・ボックス [DVD]
クローザー 〈フィフス・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]
グレイズ・アナトミー シーズン6 コレクターズ BOX Part2 [DVD]
グレイズ・アナトミー シーズン6 コレクターズ BOX Part1 [DVD]
by G-Tools
2009年11月27日
11/26 ザ・ホワイトハウス7-19 第151話 政権交代へ向けて Transition
サムが登場すること、
そして、
サムが新政権に加わることの意味が、
ドラマ制作としても、
物語としても、
きちんと説得力がありました。
ゲスト : ロブ・ロウ、リリー・トムリン、ジャニーン・ギャラファロ
脚本 : ピーター・ノア
監督 : ネルソン・マコーマック
2009年11月20日
11/19 ザ・ホワイトハウス7-18 第150話 レクイエム Requiem
第1シーズンからの主要人物が、
ほとんど登場していた葬儀でした。
( サムが登場しないのは、ホントは変だけど、物語展開の都合ですね。 )
まるで本当のジョンスペンサーのお葬式であるかのように、
みなさんが集まったのでしょうか。
また、
大事な人を送る夜に、
みんなで何をどのように語り合えばよいのか、
このエピソードで教えられたことがありました。
ゲスト: エミリー・プロクター、アナベス・ギッシュ、
リリー・トムリン、ティモシー・バスフィールド、
ティム・マシスン、ゲイリー・コール、キャサリン・ヨーク
脚本 : ジョン・ウェルズ、 イーライ・アティー、デボラ・カーン
監督 : スティーブ・シル
2009年11月13日
ザ・ホワイトハウス7-17 第149話 決戦の日(後編) Election Day (Part 2)
なんとも複雑な勝利の味。
能天気に楽しいものでなく、
レオへの想いを心に秘めた、
薄く苦いものでした。
ゲスト: ジャニーン・ギャラファロ、ロン・シルバー
脚本: ジョン・ウェルズ、イーライ・アティー
監督: クリストファー・ミシアーノ
日本放送日 20091112
・投票時間中に、ブルーノは、
(オハイオ、テキサスは確信がなくとも)
「たぶんネバダでも(勝てる)」と呟いており、
結果の読めない大接戦でした。
第133話 本選挙に向けて The Ticket
の冒頭をあらためて観ると、
誰が政府に残るのか、
(誰と誰が結婚するのか・笑)
あらかじめ決めてあったことがわかりますが、
シーズン7製作当初は、
レオは政府にいるものと設定して、
シーンを創っていたと想像して、
哀しい気持ちになりました。
2009年11月06日
ザ・ホワイトハウス7-16 第148話 決戦の日(前編) Election Day (Part 1)
大人なヴィニック陣営と、
若々しいが子供っぽいサントス陣営の対比が、
このところの見所ですね。
(20091106)
ゲスト: ロン・シルバー、ジャニーン・ギャラファロ、
フー・ファイターズ(バンド・本人役)
脚本 : ローレン・シュミット
監督 : ミミ・レダー
(20160306)
久しぶりに観返して、
今でもとても楽しめることが確認できました。
2009年10月30日
ザ・ホワイトハウス7-15 第147話 追い込み Welcome to Wherever You Are
引き続き、トビーがジョシュに熱心にアドバイスしてます・笑
それにしても、
ものすごいサントスの目の隈でした。
合衆国大統領になるためには、
すべてにおいて、
究極が求められるということなんでしょうね。
ゲスト: ジョン・ボンジョビ[本人役]、ジャニーン・ギャラファロ
脚本 : ジョシュ・シンガー
監督 : マーシャ・カレル
日本放映日 20091029
ーーーーーー
20180212 追記
大統領投票日直前の、
結果の行方を決めかねない、
政権のキーマンや副大統領候補を巻き込む法廷スキャンダルが、
ポイントになるとは、
どこかで聞いたような話ですよね。
初見では理解できなかったのですが、
トビーはトビーなりに、
傲慢なほど独りよがりに、
刑務所へ行くことになろうとも、
複数の、彼が守りたいものを
守ろうとしたのだと
思うようになりました。
2009年10月23日
10/22 ザ・ホワイトハウス7-14 第146話 ブリーフケースの行方 Two Weeks Out
トビーがジョシュに以前よりも熱心にアドバイスするのは、
現金だなと思いますが、
原発事故によりトビーの予想が変わったということでしょう。
そのトビーの的確なアドバイスを覆す、
ヴィニックの「自分の戦い方」、
大統領となる資格を持つ男の本領発揮でした。
腕扱きの選挙参謀も脱帽だから気持ちがいい。
トビー 「こいつはたいした奴だ。
ブルーノ 「やりやがったな
そして、
目撃者のいない、ふたりの大統領候補の直接対決。
原発事故のときもそうですが、
ヴィニックにぶれや迷いが生じることが、
劣勢の原因となっていると思いました。
サントスは、
徹底とか信念の貫徹という点で、
ヴィニックに優っているようです。
それが大統領に必要な資質のひとつなのかもしれません。
また、
ブルーノもヴィニックも隠し子以外の可能性を考えなかった。
老練な彼らも、
その予想を超える人物に負ける可能性があるということでしょう
( ルーの両肩にはタトゥーが。
アメリカと日本では感覚が異なるようですね。 )
ゲスト: ロン・シルバー、ジャニーン・ギャラファロ
脚本 : ローレンス・オドネル Jr.
監督 : ローラ・イネス「ER 緊急救命室」